外来種一覧【ダイジェスト版】。もう日本では飼えない動物たちとは?

外来種一覧【ダイジェスト版】。もう日本では飼えない動物たちとは?

日本でペットとして飼育されているさまざまな動物たち。

その中の多くは「外来種」ですね。

犬や猫も元はといえば海外から渡ってきたもの。

正当なルートで迎え、責任をもって飼っていれば何も問題はなかったはずです。

でも飼えなくなって自然に放してしまうケースがあります。

こうなると生態系に影響を与えたり、農作物に被害を与えたりすることがあるんです。

「特定外来生物」に指定されると日本ではもう飼うことができません。

今回は、そんな動物たち(哺乳類、爬虫類、両生類)を一覧(ダイジェスト)で紹介しましょう。


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外来種(特定外来生物)一覧

外来種(特定外来生物)一覧

今回、取り上げたのは、「外来生物法」で規定され、生態系や人、農林水産業に被害を及ぼしたり及ぼすおそれのある動物たちです。

もともとはペットとして飼われていたものが、脱走したり、人に遺棄されることで日本に帰化してしまいました。

【特定外来生物による主な被害】

  • 食害:人の育てた農作物を食い荒らす。
  • 生活被害:人の生活圏でゴミを荒らす。電線などをかじる。人に危害を加える。
  • 在来種との競合:在来種が捕食される。エサが不足する。繁殖の妨げになる。交配して固有種が減る。

「特定外来生物」は、許可(研究目的など)を受けない飼育、輸入、野外に放つ、譲渡、販売が禁止されています。

かなり重い罰則も設けられているのでくれぐれも注意が必要です。

よって現在は、新たにペットとして飼うことはできなくなってしまいました。

【外来種(特定外来生物)一覧】

  • アライグマ
  • タイワンリス
  • タイリクモモンガ
  • カミツキガメ
  • ハナガメ
  • ウシガエル
  • シロアゴガエル

それではダイジェストで見ていきましょう。


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もう日本で飼えない動物たち

もう日本で飼えない動物たち

以下に紹介する動物たちは、ペットとして飼われていた種類ばかりです。

見た目の可愛らしさとは裏腹に凶暴で手に負えなかった。

予想以上に大きくなったので持て余した。

管理が不十分で脱走してしまった。

これらがきっかけで人の手を離れ、日本に帰化してしまったのです。

アライグマは手先が器用でかなり凶暴だった

アライグマ

【アライグマ】

  • 原産地(分布):アメリカ合衆国、カナダ、メキシコなど。
  • 特徴:手先が器用。食べ物を水につける(洗っているように見える)。可愛い容姿に似合わず気性が荒い。
  • 大きさ:頭胴長50~60cm 尾長20~30cm 体重5~8kg
  • 生態:野生では樹洞、地中の巣穴に棲む。木登りが上手。雑食性の強い肉食。
  • 影響:農作物を荒らす被害が大きい。鳥類の巣の略奪。在来種と競合(捕食によるもの)。

タイワンリスは鎌倉の負の観光資源?

タイワンリス

【タイワンリス(クリハラリス)】

  • 原産地(分布):台湾、マレー半島、ミャンマー。遺棄や脱走により日本(鎌倉、江の島など)に定着。
  • 特徴:リスとしては大型に分類される。容姿に似合わず気性が荒い。
  • 大きさ:頭胴長20~22cm 尾長17~22cm 体重260~300g
  • 生態:昼行性。常緑広葉樹に生息するが、市街地でも森林があれば適応できる。草食性の強い雑食。
  • 影響:在来種であるニホンリスとの競合。人間の生活圏での被害。

タイリクモモンガはニホンモモンガのライバル

タイリクモモンガ

【タイリクモモンガ】

  • 原産地(分布):ロシア、カザフスタン、朝鮮半島。
  • 特徴:樹上生活で地面に降りることはほとんどない。
  • 大きさ:頭胴長12~23cm 尾長11~27cm 体重90~170g
  • 生態:常緑広葉樹に生息。完全な夜行性。枝から枝に滑空する。草食性が強い雑食。
  • 影響:在来種であるニホンモモンガ(ホンドモモンガ、ホンシュウモモンガ)との競合。

カミツキガメは成長すると巨大化・凶暴化する

タイリクモモンガ

【カミツキガメ】

  • 原産地(分布):カナダ南部からアメリカ南部。
  • 特徴:あごと尾にヒゲ状の突起が2本。腹甲が小さい。
  • 大きさ:甲長 最大47cm
  • 生態:川や湖沼に生息。肉食性が強い雑食。
  • 影響:在来種との競合。人間の身体への危害。

ハナガメはニホンイシガメの敵?

ハナガメは日本の気候にもよく合う種類

【ハナガメ】

  • 原産地(分布):中国南部、台湾、ベトナム、ラオス。
  • 特徴:顔から四肢に黄色(黄緑色)の細い縞模様が入るのが特徴。尻尾は太くて長い。
  • 大きさ:甲長20~27cm
  • 生態:河川、湖沼、池などに生息。草食性が強い雑食。日本の気候によく合う。
  • 影響:同じイシガメ科の在来種であるニホンイシガメとの競合。

ウシガエルはアルビノ種が人気だった

ウシガエル

【ウシガエル】

  • 原産地(分布):アメリカ合衆国東部。
  • 特徴:食用ガエルとも呼ばれる。アルビノ種の個体に人気があった。
  • 大きさ:体長10~18cm
  • 生態:半水棲。世界各地の沼や河川に生息。
  • 影響:在来種との競合(捕食によるもの)。

シロアゴガエルは入手しやすく飼いやすかった

シロアゴガエル

【シロアゴガエル】

  • 原産地(分布):インド、インドシナ半島、マレー半島、インドシナ、フィリピン。
  • 特徴:あごが白いことが名前の由来。茶色で細身。
  • 大きさ:体長4~6cm
  • 生態:樹上に棲む。人家や森でもみられる。
  • 影響:在来種との競合(繁殖に関するもの)。

いかがでしたか?

今回紹介した「外来種(特定外来生物)」はごく一部にしか過ぎません。

人間にとって大切な存在である犬や猫ですら、無責任な遺棄によって、野良犬(ノイヌ)、野良猫(ノネコ)となって野生化し、駆除の対象になることもあります。

どんな動物も十分な管理を行い、最後まで責任をもって飼いましょう。

本稿があなたのペットライフの充実にお役に立てば幸いです。


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