犬の【免疫力】を高める方法。低下させない生活習慣とおすすめの食品は?

犬の【免疫力】を高める方法。低下させない生活習慣とおすすめの食品は?

免疫力とは?

体の外から入った病原体や異物、また体の中にできたがん細胞などを排除する力のことですね。

この免疫力が低下したりシステムに異常が生じるとさまざまな病気を引き起こしてしまいます。

今回は、愛犬の免疫力を低下させない生活習慣とおすすめの食品についてお話ししましょう。


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愛犬の免疫力を高める方法

愛犬の免疫力を高める方法

免疫システムは正常に働いていれば何も問題はありません。

たとえば、人間でも風邪を引くと発熱しますね。

これは体温を上げることで免疫力を活性化する正常な作用なんです。

また外傷を負って傷口から病原体が入ると炎症を起こし、腫れたり熱を持ったりします。

これも同じく免疫システムの働きですね。

「免疫力を高める(正常に保つ)」には、いくつかのポイントがあります。

まとめてみましょう。

【免疫力を高める方法】

  • 体温を上げる:免疫機能が活性化する。
  • 湿度(潤い)を保つ:粘膜や皮膚を乾燥させない。
  • ストレスを減らす:自律神経やホルモンのバランスを崩さない。
  • 腸内の環境を正常に保つ:腸にある免疫細胞を活性化させる。
  • 抗生剤やステロイドなどの薬剤を乱用しない:免疫力を弱化させない。

この5つが基本になりますよ。

一方、免疫力が低下したり、システムに異常をきたすことでかかりやすくなる病気があります。

【免疫力の低下や異常でかかりやすくなる病気】

  • 感染症:細菌・ウィルスを排除できないため。
  • がん:体内に発生したがん細胞を排除できないため。
  • アレルギー性疾患:免疫システムの異常によりアレルゲンに過剰に反応するため。
  • 自己免疫性疾患:免疫システムの異常により自らの細胞を攻撃してしまうため。

この中でも「がん」は、犬の死亡原因でも常にトップに位置しており、もっとも気を付けなければならない病気です。

大気汚染や農薬、食品添加物、薬害、ストレスなど、人間だけの問題ではありませんね。

人間と同じ環境で暮らす犬たちも同様にがんにかかりやすい状況に置かれています。

一方、「自己免疫性疾患」は、あまり耳慣れない病気ですね。

簡単にまとめておきましょう。

【自己免疫疾患の種類】

  • 自己免疫性溶血性貧血:自らの赤血球(酸素の運搬)を破壊する。貧血で臓器の酸素不足に陥る。
  • 自己免疫性血小板減少症:自らの血小板(止血作用)を破壊する。血が止まらない。出血斑や血尿、血便も。
  • リウマチ性関節炎:関節軟骨が破壊され、炎症による腫れや発熱、痛みを生じる。
  • 水疱性類天疱瘡:皮膚や口の中に水ぶくれ、潰瘍、ただれがみられる。発熱や食欲低下も。
  • 全身性エリテマトーデス:脱毛、紅斑、潰瘍などの皮膚症状が全身に起きる。発熱や関節炎、貧血なども。

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免疫力を低下させない生活習慣とは?

免疫力を低下させない生活習慣とは

ではどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

そのポイントは普段の生活習慣の中にありました。

順番にみていきましょう。

「体温を上げる」には、なんといっても適度な運動が大切。

できれば体温が下がっている午前中に散歩するのがベターです。

筋肉を衰えさせないことで熱の産生機能を維持することもできますね。

また部屋の「湿度を保つ」ことで、気道の粘膜や皮膚が潤い、機能を保つことができます。

乾燥することで粘膜や皮膚のバリア機能が低下し、病原体が侵入しやすくなってしまうんです。

さらに室内の細菌やウィルスなどが空気中に漂いやすくなることにも注意が必要ですね。

湿度は50~60%程度をキープするように心がけましょう。

これらは、「冬の過ごし方」に大きく関わってきます。

冬季の健康管理には十分留意しましょう。

一方、「ストレスを減らす」には、愛犬を取り巻く環境や普段の行動をよく観察することが重要です。

ストレスは万病のもと。

免疫力を低下させる大きな要因の一つです。

犬にとってストレスになること、そしてストレスを感じているときにみられる行動について知っておきましょう。

腸内環境を整える食品

腸内環境を整える食品

「腸内の環境を整える」には、何と言っても食事の質や量が大切。

年齢に応じた栄養のバランスやカロリーには十分気をつけなければなりませんね。

また腸内環境を整える食品を1品加えてみるとよいでしょう。

【腸内環境を整える食品】

  • 野菜・果物:食物繊維を適度に含むものを選んで、少量与える。
  • ヨーグルト:無糖のものを大さじ1杯程度。牛乳アレルギーや乳糖不耐症は事前にチェック。
  • 納豆:ペット用のドライ製法のものが与えやすい。

食物繊維を適度に含むおすすめの野菜には、キャベツ、レタス、三つ葉、水菜、さつまいも、大根、かぶ、ブロッコリー、さやいんげんなどがあります。

いずれもごく少量をゆでたり刻んだりして与えます。

果物では、りんごがよいでしょう。

丸飲みするので、小さく切って与えます。

ヨーグルト納豆は、善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで免疫力の向上につながります。

いかがでしたか?

愛犬にはいつまでも元気でいてもらいたいもの。

免疫力はとても重要なポイントですね。

一度、免疫力の視点から健康管理を見直してみましょう。

本稿が、愛犬の健康維持のお役に立てれば幸いです。


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