フェレットの病気一覧。呼吸困難や歩けない症状がみられるのはリンパ腫?

フェレットの病気一覧。呼吸困難や歩けない症状がみられるのはリンパ腫?

フェレットは、しなやかな体と長いフサフサした尾が特徴のイタチの仲間。

飼い方もやさしく、とても活発で人にもよくなつきます。

また寿命も犬や猫と変わらないほど。

病気にも気を付けて長く可愛がってあげたいものですね。

リンパ腫やインスリノーマなどフェレットの病気を一覧でお見せします。

そして呼吸困難、歩けないなど、さまざまな症状をくわしくお話ししていきましょう。


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フェレットに多い病気一覧

フェレットに多い病気一覧

フェレット特有のものから人間や犬から感染する病気までさまざまです。

まずはフェレットに多い病気についておさえておきましょう。

【フェレットの病気一覧】

  • リンパ腫:免疫に関係する白血球のがん。全身のリンパ節や臓器でみられる。
  • インスリノーマ:4歳以上でよくみられる。膵臓にできた腫瘍のこと。
  • 副腎腫瘍:フェレット特有の病気。副腎の性ホルモンが過剰に分泌される。
  • エストロジェン過剰症:避妊をしていない場合に起こる。
  • インフルエンザ・風邪:人間から感染する。
  • 犬ジステンバー:子犬に多い病気であるがフェレットにも感染する。予防できる。
  • フィラリア症:蚊の媒介で犬糸条虫(寄生虫)が心臓に寄生する。予防できる。
  • アリューシャン病:パルボウィルスが原因。予防できない。

呼吸困難や歩けない症状はリンパ腫?

呼吸困難や歩けない症状はリンパ腫

続いて様々な病気の症状をみていきましょう。

病気を早く発見するためにはその症状を知ることが重要。

また予防できるものについてはあらかじめ対処しておいてあげましょう。

フェレットの三大疾病とは

【リンパ腫】

  • 原因:白血球ががん化する。がんの悪性度は異なる。
  • 症状:元気がなくなる。食欲の低下。歩けない。発熱する。貧血を起こす。
  • 治療:抗がん剤の投与。
  • アドバイス:経過は様々で寛解(腫瘍が小さくなる)することもある。
【インスリノーマ】

  • 原因:膵臓の腫瘍によってインスリンが過剰に分泌されて血糖値が低下する。
  • 症状:ぐったりとする。歩けない。皮膚の赤み。よだれが多くなる。体重の減少。
  • 治療:ステロイド剤の投与
  • アドバイス:投薬によって安定することが多いので長期間のケアが必要。
【副腎腫瘍】

  • 原因:副腎の腫瘍によりオスはアンドロゲン、メスはエストロジェンが過剰に分泌される。
  • 症状:脱毛。外陰部の腫れ(メス)。乳首の腫れや赤み。体臭。前立腺肥大(オス)。マーキングの増加。
  • 治療:副腎の摘出手術。性ホルモン抑制剤の投与。
  • アドバイス:脱毛を単なる皮膚病や換毛として見過ごさないこと。

人や犬から感染する病気とは?

【インフルエンザや風邪】

  • 原因:人のインフルエンザウィルスや風邪が感染する。
  • 症状:発熱、鼻水、食欲減退
  • 治療:抗生物質の投与。
  • アドバイス:罹患している人に近づかないこと。ホコリを吸い込んで悪化するのでケージから出さないこと。
【犬ジステンバー】

  • 原因:犬ジステンバーウィルスの感染による。
  • 症状:咳、鼻水、下痢、嘔吐、脱毛、湿疹など様々なものが出る。
  • 治療:無効な場合が多い。
  • アドバイス:予防注射が有効。
【フィラリア(犬糸条虫)】

  • 原因:犬糸条虫に感染した犬の血を吸った蚊に刺されることによる。
  • 症状:幼虫が血管や心臓の血液の流れを障害する。咳、呼吸困難、腹水、心不全を起こす。
  • 治療:対症療法しかなく、治療は困難。
  • アドバイス:予防薬があるので、蚊が出始めるころから居なくなった1ヶ月後まで毎月投薬するのがベスト。

ここでちょっと一休み。

予防のお話しをしておきましょう。


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やっぱり予防が何よりも肝心

やっぱり予防が何よりも肝心

フェレットは完全な肉食です。

フードと水だけでも十分ですが、新鮮な肉類も与えるとよいでしょう。

しかし食物繊維を消化することができないため、野菜類は与えてはいけません。

すぐにお腹を壊して大腸炎を起こすことがあります。

もし粘液便や血便がみられたら1日は絶食(水のみ与える)させますが、良くならないときは受診しましょう。

また犬ジステンバーやフィラリア症はとても恐ろしい病気です。

かかってしまったら有効な治療法はありません。

予防するしか方法がありませんので、必ず予防策(予防注射、予防薬)をとりましょう。

その他の病気にも気をつけよう

【エストロジェン過剰症】

  • 原因:発情期に交尾しないことで、女性ホルモンが長期間、過剰に分泌されることによる。
  • 症状:白血球や血小板の減少、貧血。左右対称の脱毛。陰部や乳腺の腫れ。食欲減退、脱水など。
  • 治療:卵巣・子宮の摘出手術を行う。高齢の場合はホルモン療法も行われる。
  • アドバイス:繁殖を考えないのであれば避妊手術(6~8ヶ月ごろ)を行う。副腎腫瘍でも似た症状を起こす。
【アリューシャン病】

  • 原因:パルボウィルスが原因。ストレスがかかると発病する。
  • 症状:下痢、嘔吐、発熱、食欲減退、歩けないなど。
  • 治療:対症療法のみで、治療は困難。
  • アドバイス:予防できないので多頭飼いでは注意が必要。

いかがでしたか?

この稿が、あなたのフェレット飼育のお役に立てれば幸いです。


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