金魚がひっくり返るのは転覆病?横向きや浮くときに試したいこと。

金魚がひっくり返るのは転覆病?横向きや浮くときに試したいこと。

ある日突然金魚がひっくり返っていたら?

つい先日まで元気に泳いでいたのに。

金魚が、ひっくり返る、水面に浮く、横向きになるなどの症状をみせたら「転覆病」かもしれません。

原因は、内臓や浮袋に生じた異常などとされますが詳細は不明です。

琉金(リュウキン)型の「お腹が丸い品種」に多いと言われます。

日頃から注意深く観察し、早めに対処してあげましょう。

それでは転覆病の原因やその対処法についてお話していきましょう。 


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金魚がひっくり返るのは転覆病

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まずは転覆病の特徴について整理してみましょう。

【転覆病の特徴】

  • 症状:水面に浮く、横向きに泳ぐ、体がひっくり返る、尾が上がり前に突っ込む泳ぎ方をする。
  • 時期:水温が急激に下がる時期にみられる。
  • 他の金魚への感染:同じ水槽でも伝染はしない。
  • なりやすい金魚:琉金型のお腹が丸い形の品種(リュウキン、出目金、土佐錦など)。
  • 対処法:特効薬はないが、初期であれば、絶食、水温上昇、塩水浴で一定の効果が見込まれる。

ではなぜ金魚がひっくり返ってしまうのでしょうか?

原因として考えられているのは以下のものがあります。

【転覆病の原因】

  • 餌のあたえすぎ
  • 古い餌で消化不良を起こしている
  • 体内に空気を取り込んでしまった
  • 肥満による「浮袋」の異常
  • さまざまなストレス(振動、騒音、水槽の環境など)

難しい病気ですが、他の金魚に感染したり、すぐに死んだりすることはありません。

また症状があらわれた「初期」であれば、改善の可能性があります。

詳しい原因は分かっていませんが、さまざまな原因が指摘されていますので、対処を試みてみましょう。


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転覆病の治し方:横向きや浮くときに試したいこと

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金魚にエサをたくさん与えすぎていませんか?

金魚の餌が痛んでいませんか?

水槽が過密になったり、水質が悪化したりしていませんか?

水槽の場所を変えた、水槽の環境が変わったなど急激な変化はありませんでしたか?

さまざまな原因が指摘されています。

初期の症状であれば、心当たりのある原因を取り除くことが重要です。

いくつかの「対処法」を試みてみましょう。

転覆病の3つの対処法とは?

【3つの対処法】

  • 絶食させてみる:食べ過ぎや消化不良を起こしている可能性があるため
  • 水温を上げてみる:ヒーターを使って「水温を25~30℃」まで徐々に上げてみる。
  • 塩水浴を行ってみる:0.5%の塩水を作り、2週間ほど塩水浴を施す。

塩水浴には、手順があります。

詳しく見ておきましょう。

また今後の「予防」もしっかり行っていきましょう。

エサは少なめが肝心!

金魚は音や振動、匂いには敏感な生き物。

飼い主が水槽の前に立つとすぐに気付きます。

エサをねだる姿をみるとついついあげたくなるものです。

だから家族が各々好き勝手にあげているケースも多いようですね。

何よりエサは少なめが肝心です。

1日の量は家族間で申し合わせておきましょう。

一般的には、1日数回で、5分以内で食べきれる量が理想です。

また水温によっても食べる量(活動度)は変わってきます。

特に寒い時期は水温が下がる(特に夕方以降)ため、消化不良を起こすことがあります。

水温(10~15℃以上)に留意して、エサをあげる時間は調節しましょう。

また外出時などにエサを多めに与えたりするのは禁物です。

食べ過ぎや水質悪化の原因になってしまいます。

続いて水槽の環境について考えてみましょう。

水槽のメンテナンスは欠かせない

金魚にとって水は人間にとっての言う「空気」と同じ。

水槽は「家」にあたります。

また金魚は日々の「ストレス」にも敏感に反応します。

生育環境が整っていないと病気になるのは金魚も人間も同じですね。

金魚の飼育に慣れてきた頃が実は落とし穴。

あらためて見直してみましょう。

【水槽のメンテナンス】

  • 水質悪化のサイン:金魚の鼻上げ(酸欠)、水の変色(白濁する、茶褐色になる)、エアの泡が消えにくい。
  • 水替えの時期:夏季で2回/月、冬季で1回/月が目安。水質悪化のサインが見られたら随時行う。1/3~1/2程度ずつ。
  • 大掃除の時期:1回/6ヶ月が目安。ガラス面の掃除(コケ取り)、砂利を取り出して飼育水で洗う(洗い過ぎないこと)。
  • ろ過装置の掃除:ろ過材を軽く飼育水で洗う(バクテリアを除去してしまわないため)。水替えの時期とはずらす。
  • 各機器を洗浄する:エアレーション、ヒーター、サーモスタットなどの機器。
  • 水草を整える:枯れたものは取り出す(特に冬季)。増えすぎたものはトリミングする(特に夏季)。

今後のためにも、水槽の作り方から整理しておきましょう。

意外と今まで気づかなかったところも見えてくるかもしれませんよ。

最後に金魚の健康を守るための留意点についてまとめておきましょう。

【飼育上の留意点】

  • 水槽の置き場所:直射日光に当てない(温度の上昇)。午前中ののみ適度に日光が当たる場所がベスト。
  • 振動・騒音にさらさない:ドアの近く、畳の上(人が通るたびに常に不安定となる)、テレビの近くはNG。
  • エアコン(暖房・冷房)の風を直撃させない:5℃以上の急激な温度変化は厳禁。
  • 水温をキープする:15~28℃がベスト。朝昼夜は水温計をチェックする。
  • 夜間は消灯する:水槽がある部屋の電灯、水槽に設置した蛍光灯は消灯する(金魚も眠るため)。
  • エサの食べ残しやフンは小まめにすくい取る:水質の維持、アンモニアをなるべく発生させないため。
  • 金魚の行動や外見を小まめにチェックする:病気の早期発見。

いかがでしたか?

転覆病は難しい病気です。

しかし早期の対処を行うことで改善の可能性はあります。

またエサやりや水槽のメンテナンスなどで予防できることもあります。

金魚を健康に長く可愛がってあげるためにも実践していきましょう。


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