【金魚の種類】人気ランキングを紹介!飼育の難易度やアドバイスも解説。

【金魚の種類】人気ランキングを紹介!飼育の難易度やアドバイスも解説。

金魚は、1500年ほど前、中国産のフナの突然変異によって生まれました。

派手な色彩と運動能力の低さから自然界には存在しない魚です。

品種改良が盛んに加えられ、現在も進化を続けています。

今回は、体型や特徴によって4種類に分類。

人気ランキングを作成してみました。

また飼育の難易度や選ぶ上で必要なアドバイスも加えています。

では早速見ていきましょう。


Sponsored Links

金魚の分類は4種類

金魚の分類は4種類

金魚は、一度は飼ったことがあるという人がほとんどでしょうね。

夏まつりの夜店でも金魚すくいは定番。

赤くて流線形のもの、お腹が丸いもの、黒い出目金。

よく目にしたことでしょう。

では金魚の種類をもう少し詳しくお話していきましょう。

金魚すくいも、もっと楽しくなるかもしれませんね。

4つの体型が基本

4つの体型が基本

分類学上、金魚は「硬骨魚類コイ目コイ科フナ属」に属します。

体型によって以下の4種類に分類されますよ。

【金魚の分類】

  • 和金(ワキン)型:フナに近い体型で「長モノ」とも呼ばれる。
  • 琉金(リュウキン)型:お腹が膨れて丸い体型で「丸モノ」とも呼ばれる。
  • オランダ獅子頭(シシガシラ)型:琉金よりも顔が丸く体がやや長め。頭や顔に肉瘤のある品種が多い。
  • ランチュウ型:背ビレがなく胴体が短くて太い。

「和金型」は、祖先のフナに近い体型で、動きが比較的早く、丈夫で飼いやすい品種が多いですね。

「琉金型」も一般的なタイプで、金魚と言えばこのタイプを思い浮かべる方も多いことでしょう。

一見、異質に見える出目金もこの琉金型に含まれますよ。

「オランダ獅子頭型」は、琉金型に分類されることもありますが、体型的にはかなり異なっています。

また「オランダ獅子頭型」と「ランチュウ型」はかなりユニークな形をしていますね。

なかには飼育が難しく、値段も高価なものが含まれていますよ。

ではランキングに移りましょう。

金魚の人気ランキング:飼育の難易度

タイプ別の品種をまとめておきましょう。

中には「天然記念物」に指定されているもの(後述)もありますよ。

【金魚の品種一覧】

  • 和金型:和金、コメット、朱文金、地金など
  • 琉金型:琉金、キャリコ琉金、出目金、土佐金、蝶尾、ピンポンパールなど
  • オランダ獅子頭型:オランダ獅子頭、東錦、青文魚、茶金、パールスケール、丹頂、浜錦など
  • ランチュウ型:ランチュウ、南京、水泡眼、頂天眼、江戸錦、花房、鵞紅頭など

どの品種も美しくユニークに改良され、とても魅力的です。

今回は、特に人気の高い12種と天然記念物の3種をピックアップしてみました。

そして飼育の難易度や金魚を選ぶ上でのアドバイスも加えています。

第1位 琉金(リュウキン)は尾びれが優雅:丈夫で飼育は比較的容易

琉金(リュウキン)

尾びれは、3つ尾、4つ尾、さくら尾などの開き尾。

大きな尾ビレでゆらりゆらりと泳ぐ姿はもっとも金魚らしい金魚と呼べるかもしれません。

奇抜な姿よりも優雅な姿に惹かれる日本人好みのタイプです。

頭部は短く、腹部は左右対称、背中がせり出し、お腹が丸いものがよいとされます。

また体色は赤、更紗(赤白のまだら模様が左右対称でお腹に及ぶ)が好まれる傾向にあります。

それぞれスアカ(素赤)リュウキン、サラサ(更紗)リュウキンと呼ばれ、サラサリュウキンは海外でも人気の高い品種です。

第2位 らんちゅうは金魚の王様:飼育は難しい(丈夫ではない)

らんちゅう

背ビレがなく、頭部から目にかけて肉瘤が発達しているのが特徴です。

体のわりに尾ビレが短く、泳ぎはとても不器用ですが、それも魅力の一つ。

体型は小判型(やや細長い)と上下に丸みのあるタイプがあり、体色よりも体型が重視されます。

背ビレがないため、背中の稜線が昔の女性の櫛背型がよいとされますね。

体色は光沢があり、赤、更紗、白、橙色、黒、青があります。

肉瘤が発達していないタイプは「マルコ」と呼ばれています。

あまり丈夫ではないため、飼育が難しく初心者向きではありません。

第3位 ピンポンパールは可愛らしさで人気急上昇:飼育は難しい(越冬に注意)

ピンポンパール

尾が短く「ピンポン玉」のように丸っこい形から「ピンポン」。

白く浮き出たウロコが真珠のようであることから「パール」。

またフグのような泳ぎ方も可愛らしさのポイントの一つ。

一方、東南アジア原産であるため、寒さに弱く、越冬には注意が必要。

水温は10℃を下回らないようにしなければなりません。

上手に育てれば、大きく成長させることも可能ですよ。

第4位 オランダ獅子頭の泳ぐ姿は迫力満点:丈夫で飼育は比較的容易

オランダ獅子頭

琉金の突然変異種で、丸くて太い胴体に肉瘤のある頭が特徴です。

また尾やヒレが長く力強く泳ぐ姿には迫力があります。

体色は、赤、更紗、橙黄色、黒、白があります。

とても大きくなる品種でダイナミックな魅力は増していきますよ。

第5位 丹頂(タンチョウ)は赤と白のコントラストが丹頂鶴を思わせる:丈夫で飼育は比較的容易

丹頂(タンチョウ)

輝く白い体に赤い肉瘤のコントラストが丹頂鶴を思わせることから命名されました。

白い金魚が帽子をかぶったようにも見えるため、英語ではレッドキャップオランダと呼ばれています。

頭部の赤い肉瘤は円形で体は純白のものがよいとされています。

また長い尾ヒレが羽衣を連想させ、とても上品な印象を与えます。

第6位 キャリコ琉金(キャリコリュウキン)はアメリカのオーダーで作られた:丈夫で飼育は比較的容易

キャリコ琉金

琉金とキャリコ出目金の交配種ですが、もともとは「3色柄の琉金を」というアメリカからのオーダーで日本が作ったもの。

浅葱色(薄い青)をベースに黒と赤が入ったキャリコ模様が美しい品種です。

スタイルは琉金と同じですね。

お腹が丸く各ヒレが大きいものがよいとされます。

また赤が濃く、さらに体とヒレにバランスよく黒が入ったものがよいとされますが、さまざまな配色が存在しています。
 
ここでちょっと一休み。

金魚にも「天然記念物」とされる希少なものも存在します。

ちょっと覗いてみましょう。


Sponsored Links

天然記念物に指定されている品種は

普段なかなか目にすることのできない品種があります。

地域性が強く、また生産量も少なく、各県で天然記念物に指定されている金魚たちです。

産地以外では飼育も困難とされており、なかなか手にできる機会はないでしょう。

地金(ジキン):愛知県

和金の突然変異種で、尾ビレと体色に特徴があります。

尾は4つ尾で、後ろから見るとX型。

クジャクの羽にちなんでクジャク尾とも呼ばれます。

体色は六鱗と呼ばれ、口、各ヒレが赤く、それ以外の部分は白いものがよいとされます。

幼魚時に鱗をはがして操作し理想形を作り上げます。

土佐金(トサキン):高知県

大阪らんちゅうと琉金の交配種で尾ビレに特徴があります。

左右に大きく広がり、先が反り返って前に反転している「そり尾」を揺らして泳ぐ姿がとても優雅です。

浅い池や鉢で泳がせ(尾ビレを鉢の縁にこすりつけさせる)、そり尾を作り上げます。

体色は、赤と更紗です。

南京(ナンキン):島根県

ランチュウに似たスタイルですが頭部は小さめで肉瘤はありません。

体色は白い部分の多い更紗で、地金(ジキン)と同じく六鱗が理想とされます。

尾ビレは4つ尾でなければ南京として認められていません。

いかがでしたか?

では続いて7~12位を見ていきましょう。

第7位 東錦(アズマニシキ)は派手な模様と長いヒレがゴージャス:飼育は難しい(水質管理に注意)

東錦(アズマニシキ)

キャリコ出目金とオランダ獅子頭の交配種で、日本で生まれました。

オランダ獅子頭と同じスタイルで、頭に肉瘤があるのが特徴です。

体色はキャリコで「モザイク透明鱗」を持ちます。

頭の肉瘤に赤が多く入ったものがよいとされます。

派手なキャリコ模様と長いヒレはゴージャスで存在感抜群ですよ。

水質管理が難しく初心者向きではありません。

第8位 和金(ワキン)は金魚すくいの定番:とても丈夫で飼育は容易

和金(ワキン)

金魚の祖先であるフナに似た流線形が特徴。

日本ではもっとも古くから飼われている品種で、金魚すくいの定番ですね。

尾ビレは、3つ尾、4つ尾がよいとされています。

また体色は更紗(赤白のまだら)で腹部が濃い赤のもの、ヒレの先まで赤いものがよいとされます。

とても丈夫で、大きくなる品種(30cmとも)で、上手に飼えば10年以上生きると言われています。

第9位 出目金(デメキン)は黒が一番人気:飼育は比較的難しい(目の傷に注意)

出目金

琉金の突然変異から生まれた品種。

目玉が飛び出したひょうきんな表情と頭と尾を大きく振って泳ぐ姿が可愛らしいですね。

体色は、黒出目金の黒のイメージが強いですが、実は赤がオリジナルで、キャリコや更紗も存在しています。

出目は力強く突出し、左右対称のものがよいとされます。

飛び出した目が傷つきやすいので、水槽内のアクセサリーには注意が必要です。

第10位 コメットはアメリカ生まれの彗星:とても丈夫で飼育は容易

コメット

和金型に分類されますが、実は琉金の突然変異種で、アメリカで生まれました。

和金のような流線形と敏捷な動きと伸びやかな吹き流し尾が彗星(コメット)を連想させます。

体色は、赤か更紗で、更紗は赤白がはっきりとして左右対称のもの、もしくは背が赤く腹が白いもの、赤が幾何学模様のものがよいとされます。

丈夫で値段も安いため、初心者向きの品種です。
 

第11位 朱文金(シュブンキン)は和製コメット:とても丈夫で飼育は容易

朱文金(シュブンキン)

キャリコ出目金と和金およびヒブナの交配種で、日本で生まれました。

流線形で吹き流し尾が美しく、コメットによく似たスタイル。

体色は、浅葱色(薄い青)をベースに黒と赤が混ざったキャリコです。

ベースの浅葱色が濃いものがよいとされ、成長によって体色は濃くなる傾向があります。 

入手も飼育もしやすいので初心者向けの品種ですよ。

第12位 蝶尾(チョウビ)のヒレは蝶が羽を広げる姿を思わせる:飼育は比較的難しい(目の傷に注意)

蝶尾(チョウビ)

蝶尾(チョウビ)は、名前の由来通り、蝶が羽を広げている姿を思わせる優美な尾が特徴。

体色は、黒(スミチョウビ)、素赤(ベニチョウビ)、更紗(コウハクカチョウビ)などに分けられます。

出目金のように目が飛び出ているので目の傷には注意が必要です。

いかがでしたか?

金魚は、派手な色彩と運動能力の低さから自然界には存在できない魚です。

生存競争の外にあり、常に人とともにあるんです。

この稿があなたの金魚選びの参考になれば幸いです。


Sponsored Links