レオパードゲッコーの種類と飼育。ケージレイアウトや餌の基本を教えよう!

レオパードゲッコーの種類と飼育。ケージレイアウトや餌の基本を教えよう!

レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)は、レオパの愛称でよばれる「ヤモリ」の仲間。

可愛らしく、とても飼いやすいことから、爬虫類ペット界のアイドルと言ってもよいほど。

またモルフ(体色や柄が固定したもの)も多彩でさまざまな種類が楽しめるんです。

今回は、レオパの飼育方法(ケージレイアウトや餌など)について解説していきましょう。


Sponsored Links

レオパードゲッコーの種類(モルフ)は?

レオパードゲッコーの種類(モルフ)は

レオパが「ペット向き」であることから世界中にファンが存在します。

だから多くのブリーダーが存在し、品種改良が進んでいるんです。

「選別交配」によって、体色や柄が遺伝的に定着固定したものを「モルフ」と言いますね。

レオパは、このモルフがとても多いことで有名なんです。

この項では、レオパのさまざまな種類(モルフ)を見ていきましょう。

ノーマル

ノーマル

ハイイエロー

ハイイエロー

黄色の強い個体を選別交配した「タンジェリン系」の基礎。

繁殖個体でノーマルと言えば、ハイイエローを指すことも。

タンジェリン

タンジェリン

胴体や頭部までオレンジの発色を強めた個体。

黒いスポットはまだはっきり出ている。

ハイポタンジェリン

ハイポタンジェリン

幼体ではスポットが残るが、徐々に消失する。

バンド模様やスポットを持たないほどよい。

キャロットテール

キャロットテール

ハイポタンジェリンに似るが、尾がオレンジ色に発色している。

尾がニンジンを思わせることから名付けられた。

エメリン

エメリン

ハイイエローに似るが、背中が淡い蛍光グリーンに染まる。

ハイイエローとハイポタンジェリンの交配種。

トレンバーアルビノ

トレンバーアルビノ

レオパの場合、アルビノと言っても「t-アルビノ」といわれるメラニン色素をもつ。

バンド模様は残ることが多い。

レインウォーターアルビノ

レインウォーターアルビノ

レインウォーターは、色彩が薄いのが特徴で、黄色は濃くならない。

別名ラスベガスアルビノとも。

ベルアルビノ

ベルアルビノ

目の赤みが強いのが印象的。

体の模様がはっきりして、体色も濃いめ。

別名フロリダアルビノとも。

アプター(APTOR)

アプター

アルビノ・パターンレス・トレンバー・オレンジの略。

キャロットテールの特徴ももつ。

ラプター(RAPTOR)

ラプター

ルビーアイのアプター。

頭部の模様は残ることが多い。

サングロー(ハイビノ)

サングロー

ハイポとアルビノの交配種。

ハイポタンジェリンのオレンジ色をもつ。

レインウォーターアルビノパターンレス

レインウォーターアルビノパターンレス

パターンレスは、成長に伴って模様が抜け、黄色やクリーム色の単色となる。

当初はリューシスティック(白化)と呼ばれたが、より白いブリザードにその座を譲った。

ブリザード

ブリザード

「リューシスティック(白化)」のレオパ。

目の上のブルーは、眼球が透けて見えるため。

低温で飼育するとグレーになるので注意が必要。

ブレイジングブリザード

ブレイジングブリザード

ブリザードのアルビノ版。

目が赤くないのがディアブロブランコとの違い。

ディアブロブランコ

ディアブロブランコ

ルビーアイが印象的。

ブリザードの完成形とも。

マックスノー

マックスノー

モノトーンのレオパ。

黄色の消失を目指したのがスノー系。

スーパーマックスノー(アルビノ)

スーパーマックスノー

黄色がほぼ消失したマックスノー。

ソリッドブラックアイ(目全体が真っ黒)がもう一つの特徴。

アルビノとの交配種も。

いかがですか?

どれも魅力的なモルフでしたね。

では、続いてレオパの飼育方法について見ていきましょう。


Sponsored Links

飼育方法(レイアウト・餌・注意点)を解説

飼育方法

レオパの飼育はいたって簡単。

ケージをセットし、餌を与えれば、あとは掃除などのメンテナンスをするだけ。

しかし、生き物を迎えるにあたって、基本的なことはしっかり押さえておかなければなりませんね。

【ケージレイアウト】

  • ケージ:幅(個体の全長×2)・奥行(個体の全長)以上の広さ。前開きのケージがベター。
  • 床材:砂漠の砂・カルシサンド・ヤシガラ・川砂・キッチンペーパー(幼体の場合)など。
  • シェルター:市販のシェルター・流木・コルクバーグ(樹皮)など。隠れ場所・避難場所として。
  • ウェット・シェルター:容器に軽く湿らせた水苔を入れておく。過剰乾燥による脱皮不全の予防に。
  • 水トレイ:脱水予防に。特に幼体は乾燥に弱いので脱水に注意。
  • ヒーター:遠赤外線パネルヒーターなど。ケージ底の1/2程度に敷く。

レオパの出身地は、パキスタンやアフガニスタンなど。

「乾燥系地表性」に分類されています。

乾燥系と言っても、砂漠に棲息しているわけではありません。

日本では、冷房や暖房によって、乾燥しすぎることの方が多いものです。

少なくとも週に2~3回は霧吹きを行いましょう。

また「ウェット・シェルター」を設けておくと「脱皮不全」の予防にもなります。

※脱皮については、また稿をあらためてお話ししますね。

「水飲み場」も用意しますが、認識しないこともあります。

主にケージについた水滴を舐める場合もあるので観察してみましょう。

「床材」は、砂漠の砂やカルシサンド、ヤシガラ、川砂などが一般的。

しかし、若い個体では砂を食べてしまうと、うまく排出できずに腸に詰まらせることがあります。

成体になるまでは、キッチンペーパーなどで代用する方が無難です。

ケージ内の温度はメリハリをつけよう

ケージ内の温度はメリハリをつけよう

ケージ内の温度は、下限を25℃とします。

しかし、低い温度では、体色が黒っぽくなる傾向があるので、30℃以上の高温部もつくります。

爬虫類は「変温動物」です。

低温域(25℃)、中温域(28℃前後)、高温域(30~33℃)の「温度差」を設け、レオパ自身に選ばせるとよいでしょう。

夏季の「高温(40℃が上限)」や「蒸れ」には注意しましょう。

餌はコオロギがメイン

餌はコオロギがメインです。

「フタホシコオロギ(大きめで黒色)」イエコオロギ(小さめで茶色)」が市販されていますよ。

レオパの頭の幅に合わせた大きさのものを与えます。

成長期の個体では、毎日食べるだけ与えてよいでしょう。

6ヶ月を過ぎたあたりからは、週に3回程度。

1年経てば、週に1~2回で十分でしょう。

与え方は、生餌が一般的ですが、ピンセットで与える習慣をつければ、冷凍ものや缶詰への移行も可能です。

いずれにせよ「カルシウム剤」を軽くまぶしてから与えるようにします。

いかがでしたか?

爬虫類独自の存在感、そして可愛らしさ。

レオパはそのどちらも満たしてくれる存在です。

そして寿命も長く(約10年)、繁殖も望めるペットなんです。

快適に長く付き合っていきたいものですね。

本稿が、あなたのペットライフのお役に立てれば幸いです。


Sponsored Links