ネオンテトラの繁殖方法を初心者向けに解説。お腹の変化から産卵後の餌のことまで。

ネオンテトラの繁殖方法を初心者向けに解説。お腹の変化から産卵後の餌のことまで。

ネオンテトラは丈夫で飼いやすい魚ですね。

混泳も可能で初心者でも十分に楽しめます。

でも繁殖させるには少し工夫が必要。

飼育に慣れてきたらチャレンジしてみましょう。

今回はオンテトラの繁殖方法を初心者向けに解説します。

お腹の変化から産卵後の餌のことまで詳しくお話ししましょう。


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ネオンテトラの繁殖は初心者でも可能?

ネオンテトラの繁殖は初心者でも可能

ネオンテトラは熱帯魚の代表的な存在ですね。

出身は南米で「小型カラシン」の仲間。

小型カラシンは種類が多く、とてもカラフル。

混泳も可能で群れ泳がせると美しい魚です。

丈夫で飼いやすく、値段も安いことから入門魚として最適な品種です。

でも繁殖は、水温や水質管理などいくつかの工夫が必要なんです。

では、ネオンテトラの繁殖についてお話ししましょう。

【ネオンテトラの繁殖に必要なもの】

  • 産卵用の水槽(20~30cm)
  • 黒い紙:水槽を暗くする
  • ピートモス(園芸用品・小鳥の巣材として販売):弱酸性の水を作り、産卵床にも用いる
  • シュロの皮(園芸用品・小鳥の巣材として販売):弱酸性の水を作り、産卵床にも用いる
  • ペットボトル:別に予備の水を作っておき、水換え時に用いる
  • エアレーション:弱めに設定
  • オス、メス各1匹またはオス2匹とメス1匹:相性が悪い場合はオスを交替させる
  • 稚魚の餌:インフゾリア、ブラインシュリンプ(産卵水槽に親魚を入れる前に準備を始める)

メスは体が大きくふっくらとしており、卵をもつとさらにお腹が丸くなります。

一方のオスは体が小さくスマートで、色は同じです。

親魚にするのは、25mmまでの個体を選んだ方がいいでしょう。

30mmのフルサイズまで成長している個体は老成していることで不向きとされていますね。

この親魚に一度低い水温を経験させることで産卵を促すことができるんです。

水温を15~18度にに設定して、1週間そのままにしておきます。

続いて水温を24℃程度にまで上げて、餌を多めにしていきます。

水温は水合わせをしながら、3時間程度かけてゆっくり上下させるのがコツですよ。

急激な温度変化による白点病の予防にもなります。

そしてメスのお腹が大きくなるまで待ちます。

お腹のふくらみのほかに、背中がやや黒ずんでくるのが特徴ですね。

続いて産卵水槽で手順を見ていきましょう。


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お腹の変化や産卵後の餌のこと

お腹の変化や産卵後の餌のこと

メスのお腹が大きくなったら産卵用の水槽に移します。

【産卵用の水槽】

  • 水深は10~15cm(浅め)に設定する
  • ピートモスまたはシュロの皮(熱湯消毒してから)を入れ、弱酸性の水を作る(産卵床にも)
  • ペットボトルに水換え用の予備水を準備しておく
  • 2~3日そのままにしておく
  • 水温を24℃に設定する
  • 水槽の周りに黒い紙を貼って暗くする

これで産卵用の水槽は完成です。

親魚を入れて産卵を待つ

メスのお腹が大きくなったら、産卵用水槽に先にオスを入れます。

そしてその翌日にメスを入れますよ。

エアレーションは弱めに設定して、1~2日待ちます。

オスがアタックすれば1~2日のうちに産卵が見られます。

もし産卵が見られない場合は、オスを変えてみましょう。

また1/3程度、水換えをすることで促される場合もありますよ。

それでも難しいようなら、1度元の水槽に戻してリセットしましょう。

産卵したらふ化を待つ

産卵が見られたら、メスのお腹が平らになっているのを確認してから親魚を元の水槽に戻します。

産卵後は体力も弱り、オスとメスの区別もつかないほど。

でも1~2週間で回復しますので見守ってあげましょう。

産卵用水槽は暗くしたままで卵のふ化を待ちます。

卵は1日ほどでふ化しますよ。

そして稚魚が動き出したらそのまま1~2日待ちます。

3日目からはインフゾリア(ゾウリムシなどの微生物)をスポイトで与えます。

そして1週間程度で泳ぐ力もついてきます。

この時点でブラインシュリンプに切り替えましょう。

稚魚の餌はあらかじめ作っておかなければなりません。

親魚を産卵用水槽に移す前に準備を始めておきましょう。

稚魚の餌の作り方

稚魚の餌の作り方をまとめておきますね。

【インフゾリアの作り方】

  1. 昆虫用のプラケースなどを準備する
  2. 水を入れ、キャベツを入れる
  3. 2~3日で乳白色のインフゾリアが発生する
  4. スポイトで与える

【ブラインシュリンプの作り方】

  1. 3%の食塩水を作る(麦茶などのピッチャーが便利)
  2. ブラインシュリンプの卵を入れる
  3. エアレーションで酸素を送る
  4. ピッチャーを熱帯魚の水槽に入れて温度(20℃で24時間、25℃で24時間が目安)を保つ
  5. コーヒーフィルターなどでふ化したブラインシュリンプをろ過する(卵の殻や塩分を除去)
  6. コーヒーフィルターにたまった赤いものがブラインシュリンプ
  7. プラ容器など(カルキ抜きした水を入れたもの)にブラインシュリンプを移す
  8. 光を当てて集まってきたブラインシュリンプをスポイトですくう
  9. 1日数回に分けて与える

急激な水質変化を避け、4~5週間程度はそのまま育てます。

6週間ほどで見た目も完成してきますよ。

親魚と同じ水槽に移しましょう。

親子で泳ぐ可愛い姿を見れたら最高ですね。

では、あなたの熱帯魚ライフがますます充実することを祈ってこの稿を終わります。


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