ペットにアロマは本当に危険?おすすめのオイルとマッサージ方法を解説。

ペットにアロマは本当に危険?おすすめのオイルとマッサージ方法を解説。

飼い主さんがアロマオイルを愛用している。

ペットにもアロマテラピーを施してあげたい。

こう考える方も多いでしょう。

犬や猫へのアロマテラピーは本当に危険なのでしょうか?

今回は、その疑問にお答えします。

そしておすすめのオイルとマッサージの方法を解説しましょう。


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ペットへのアロマテラピーは本当に危険?

ペットへのアロマテラピーは本当に危険

そもそも「アロマテラピー」とは何なのでしょうか?

「アロマ(Aroma)」はラテン語で「香り」を意味します。

そして「テラピー(Therapy)」は「セラピー(療法)」を指しますよ。

テラピーというのはフランス語読みなんです。

アロマテラピーに使うアロマオイルは、エッセンシャル・オイル(精油)とも呼ばれますね。

このアロマオイルを使って心や体を癒すのがアロマテラピー。

ではアロマテラピーの種類(アロマオイルの使い方)をまとめてみましょう。

【アロマテラピーの種類】

  • 吸入(嗅ぐ):手やハンカチにとって鼻から吸入する(ディフューザーで拡散したり、お湯に垂らしても)。
  • 塗布(塗る):キャリアオイルで薄めて塗る(マッサージオイルや入浴剤としても)。
  • 服用(飲む):飲み物に混ぜたりカプセルに入れたりして飲む。

「吸入」されたものは、大脳辺縁系に到達し、感情や自律神経、ホルモンの分泌などに影響を与えます。

また気道~肺の粘膜を通して体内に吸収されます。

そして「塗布」されたものは皮膚に留まったり、真皮から吸収されて、血液やリンパ液を介して体内に入ります。

さらに「服用」されたものは、消化器から吸収され、やはり体内をめぐります。

こうしてアロマオイルは、体内に吸収され、自律神経やホルモン分泌、そして皮膚、内臓にさまざまな影響を与えるのです。

これら「吸入」「塗布」「服用」の3つが揃ったものを「フランス式アロマテラピー」と呼んでいますよ。

ここで「注意事項」です。

人間の場合、「吸入」「塗布」「服用」の3つの方法で体内に取り入れることができます。

しかし、香りを楽しむ他の「吸入」「塗布」「服用」に関しては、「天然成分100%のアロマオイル」に限ります。

エタノールや香料、界面活性剤など合成物質が入ったものは、アロマオイルとは呼べません。

体内に入れる逆に体に害を及ぼします。

使用する場合は、くれぐれもオイルの「質」や「種類」を厳選してからにしましょう。

以下は参考リンクです。

日本語に切り替えてご覧くださいね。

では、アロマオイルを使った「アロマテラピー」は、人間だけでなくペットにも施すことができるのでしょうか?

詳しくみていきましょう。

犬にアロマオイルは使えるの?

犬は人間と同じ「雑食性」。

植物由来のアロマオイルも、肝臓、腎臓で代謝して体外に排出することができます。

だから使用は可能なんです。

ストレス(メンタル)ケアのほか、オイルによっては「抗菌」や「防虫」の効果も期待できます。

嗅覚の発達している犬ですから、「吸入」させる場合は、お湯に垂らすか、ディフューザーなどで拡散します。

刺激の強い香りは避け、犬がリラックスできる香りを選択するようにしましょう。

また「塗布(マッサージなど)」をする場合は、キャリアオイル(ココナッツオイル、ホホバオイルなど)で十分に薄めてから用います。

一方、「服用」は人間でも慎重に行うべき。

体の小さな犬には、少量であっても刺激が強すぎることがあります。

服用はさせない方が無難でしょう。

猫への使用は危険!

猫は基本的に「肉食性」です。

植物性のものを、うまく代謝することができません。

特にアロマオイルなど高濃度の成分はとても危険な存在と言えるでしょう。

体内に入ることで「中毒症状」を引き起こしてしまいます。

少量でも直接的な使用は厳禁。

飼い主さんがお部屋で使用するのも避けたほうが無難ですね。


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おすすめのオイルとマッサージ方法を解説

おすすめのオイルとマッサージ方法を解説

それでは、犬におすすめのアロマオイル(エッセンシャルオイル)を紹介しましょう。

【おすすめのアロマオイル】

  • フランキンセンス:リラックスさせる・免疫系を整える
  • ラベンダー:リラックスさせる・アレルギーを抑える
  • カルダモン:消化器・呼吸器の調子を整える・リラックスさせる
  • シダーウッド:抗菌(ケンネルコフなど)・虫よけ(ノミ・ダニ・蚊など)・リラックスさせる
  • レモングラス:虫よけ(ノミ・ダニ・蚊など)
  • シトロネラ:虫よけ(ノミ・ダニ・蚊など)

愛犬に施すなら「アロマ・マッサージ」がおすすめです。

愛犬の気持ちを落ち着かせ、興奮(攻撃性)、おびえ、不安、萎縮などを取り除くことができるでしょう。

ストレスの軽減で、免疫機能の向上にもつながりますよ。

またノミやダニ、蚊(フィラリア予防)を寄せ付けないことで、夏季の病気予防にも役立つでしょう。

やり方はいたって簡単。

まずはキャリアオイル(ココナッツオイル、ホホバオイルなど)を適量、手のひらに垂らします。

そして目的に合わせたアロマオイルを1~2滴落とします。

体温で馴染ませたら「マッサージオイル」の完成です。

嗅覚に優れた犬に使うわけですから、ごく薄めに作るのがコツですよ。

犬が「香り」を嫌がらないことを確認します。

そして後頭部から尻尾の付け根まで「背骨」に沿ってゆっくり撫でる感じで行います。

犬が好む場所を、毛並みに沿ってゆっくりマッサージしてあげるのもよいでしょう。

被毛が柔らかくなるので、ブラッシング前かブラッシング後の仕上げに用いるのも効果的です。

一方、散歩前などに「スプレー」するのもよいですね。

ノミやダニ、蚊などの虫よけにも役立ってくれます。

この「アロマ・スプレー」の作り方もとても簡単。

市販のスプレー容器に(できれば)蒸留水を入れ、少量の無水アルコールで溶かしたアロマオイル(1~2滴)を入れれば出来上がりです。

無水アルコールを使わない場合は、よく振ってから使用しましょう。

いかがですか?

愛犬の心身の健康のためにもぜひ試してあげたいものですね。

しかし天然成分100%ならすべて大丈夫というわけにはいきません。

刺激が強いため、おすすめできないオイルもあります。

以下は、ごく一般的な種類ですが、犬への使用は避けましょう。

【使用しない方がよいオイル】

  • カンファー
  • オレガノ
  • ティートリー(メラルーカ)
  • ウィンターグリーン
  • タンジー
  • アニス

いかがでしたか?

愛犬の癒しに「アロマテラピー」は一つの選択肢なんですね。

以下の点を理解し、適切に使用しましょう。

使用するアロマオイルはくれぐれも厳選してください。

「医薬品」ではありませんので、効能を保証するものではありません。

自己責任もしくは獣医師に相談の上でご使用ください。

本稿が、あなたのペットライフのお役に立てれば幸いです。


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