短頭種犬【事典】。チワワやヨークシャーテリアなど15匹が勢ぞろい。

短頭種犬とは、いわゆる「鼻ぺちゃ」の子たちのこと。
口吻(マズル)が短いことから「短吻種(たんふんしゅ)」とも呼ばれますね。
愛嬌のある可愛らしい表情がなんとも魅力的。
今回は、総勢15匹を紹介しましょう。
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チワワやヨークシャーテリアも短頭種?
まずは短頭種(短吻種)に分類される犬たちを紹介しましょう。
短頭種といえば、パグやフレンチブルドッグなどが浮かびますね。
でも意外と知られていないのが、チワワやヨークシャテリア、マルチーズといったトイ種なんです。
【短頭種一覧】
- フレンチ・ブルドッグ
- パグ
- シー・ズー
- チワワ
- ヨークシャー・テリア
- マルチーズ
- ポメラニアン
- ペキニーズ
- ボストン・テリア
- キング・チャールズ・スパニエル
- チベタン・スパニエル
- チャウ・チャウ
- ブリュッセル・グリフォン
- ちん(狆)
- ボクサー
なお、これらの犬種は鼻腔が短く、体温調節が苦手なことが多いもの。
パンティング(ハアハアという呼吸)の変化には十分気をつけてあげましょう。
「熱中症」にはくれぐれも注意が必要です。
同様の理由から、航空会社によっては預かって(貨物として輸送)もらえないことがあるので飛行機の利用の際には確認が必要です。
また、これらの犬種は改良が進んでいるため、ブリーダーによっても多少の差があるもの。
迎えるときは、マズルの形状も考慮に入れるとよいでしょう。
短頭犬種の総勢15匹を紹介!
それでは紹介していきましょう。
簡単なプロフィールや迎える上での注意点などもまとめてありますよ。
お気に入りの子が見つかるといいですね。
フレンチ・ブルドッグ
- 原産:フランス
- 体高・体重:30cm・10~13kg
- 性格:好奇心旺盛・もの静かで繊細
- 注意点:帝王切開での出産となる・眼の病気・気管虚脱などに注意
パグ
- 原産:中国
- 体高・体重:25~28cm・6.3~8.1kg
- 性格:賢くて忠実・少々頑固
- 注意点:眼の病気に注意・パンティングの変化に注意
シー・ズー
- 原産:チベット
- 体高・体重:27cm以下・8kg以下
- 性格:喜怒哀楽の感情表現が豊か
- 注意点:眼の病気・心臓病などに注意
チワワ
- 原産:メキシコ
- 体高・体重:15~23cm・2.7kg以下
- 性格:甘えん坊・マイペース
- 注意点:寒さも苦手・心臓病・気管虚脱・膝蓋骨脱臼などに注意
ヨークシャー・テリア
- 原産:イギリス
- 体高・体重:23cm前後・3kg以内
- 性格:寂しがりやで警戒心が強い・陽気で活発
- 注意点:尿石症・気管虚脱・膝蓋骨脱臼などに注意
マルチーズ
- 原産:マルタ
- 体高・体重:20~25cm・3~4kg
- 性格:甘えん坊で抱っこが大好き・セラピードッグとしても活躍
- 注意点:被毛が長いため毛玉になりやすい・膝蓋骨脱臼などに注意
ポメラニアン
- 原産:ドイツ
- 体高・体重:20cm・1.5~3kg
- 性格:元気で無邪気・少々わがままで怒りっぽい
- 注意点:心臓病・気管虚脱・膝蓋骨脱臼などに注意
ペキニーズ
- 原産:中国
- 体高・体重:20cm前後・3.2~6.5kg
- 性格:用心深く警戒心が強い・少々頑固・運動が苦手
- 注意点:肥りやすい体質なので食事の管理が必要
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ボストン・テリア
- 原産:アメリカ
- 体高・体重:ライト(6.8kg未満)・ミドル・ヘビーの3タイプ
- 性格:慎重で落ち着きがある
- 注意点:眼の病気・心臓の病気に注意
キング・チャールズ・スパニエル
- 原産:イギリス
- 体高・体重:26~31cm・3.6~6.3kg
- 性格:シャイで少々不愛想
- 注意点:垂れ耳なので皮膚病や耳の病気に注意
チベタン・スパニエル
- 原産:チベット
- 体高・体重:24~28cm・4~7kg
- 性格:とても表情が豊か・少々人見知り
- 注意点:短頭種のルーツと言われる・眼の病気にも注意
チャウ・チャウ
- 原産:中国
- 体高・体重:43~51cm・20~32kg
- 性格:あまり活発ではない
- 注意点:肥りやすいので食事と運動量には注意
ブリュッセル・グリフォン
- 原産:ベルギー
- 体高・体重:18~20cm・3.5~5kg
- 性格:活発だが家族以外には少々神経質
- 注意点:出産では帝王切開になることがある
ちん(狆)
- 原産:日本
- 体高・体重:25cm・2~3kg
- 性格:とても落ち着きがある根っからの室内犬
- 注意点:眼の病気・皮膚の病気に注意
ボクサー
- 原産:ドイツ
- 体高・体重:53~64cm・25~32kg
- 性格:見た目に似合わずとても繊細
- 注意点:胃捻転・椎間板ヘルニアなどに注意
いかがでしたか?
お気に入りの子は見つかりましたか?
本稿が、あなたの愛犬選びのお役に立てれば幸いです。
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