小さいウサギの種類一覧!毛色と手入れのしやすさで選ぶなら立ち耳系?

トレードマークの耳がピンと立ったウサギ(立ち耳系)のうさぎには、活発なイメージがありますよね。
そのイメージ通り、好奇心旺盛、やんちゃな子が多いと言われています。
小さい体で動き回る可愛い姿を想像するだけで楽しいですね。
でも多くの種類があって選ぶのは大変。
特徴や性格、カラー、毛質など選びたいポイントもたくさんありますね。
長く付き合いたいからこそ、選ぶのも慎重になります。
今回は「立ち耳系」小型種の中から毛色の多さや毛質の特徴、手入れのしやすさなどが自慢の品種をランキング形式で紹介します。
うさぎ選びの参考にしてみてくださいね。
第1位 ネザーランドドワーフ:ペットのウサギでは最も小さい、毛色は30種類以上

【性格】
- 敏感で活発
- 人によく懐く(時には怖がりな子も)
- 飼い主の様子によく反応する
【特徴】
- 毛色のバリエーションは30種類以上
- ロールバック(逆撫でしても戻る)の毛質はとてもやわらか
- ペットのうさぎでは最小品種
- コンパクトな体で頭は大きめ
- 運動量が意外と多く、広いスペースが必要/li>
- 体重:0.8~1.2㎏/li>
【毛色の種類】
- セルフ(単色):ブラック、ブルー、ライラックなど
- アグーチ(1本の毛が3色以上):チンチラ(霜降り上のグレー)、オパール、リンクスなど
- シェーデッド(体の先端の色がグラデーション):セーブルポイント、サイアミーズセーブルなど
- タンパターン(お腹やあごの下などが白い):ブラックオター、ブルーシルバーマーチンなど
- AOV(その他の色):フォーン、オレンジなど
第2位 ドワーフホト:吸い込まれるような瞳とアイバンドが印象的、シンプルな純白の毛色が美しい

【性格】
- とても活発
- 人なつこい
- 臆病な子は少なく、外出も可能なことが多い
【特徴】
- 毛色は純白の1種類のみ
- アイバンドと呼ばれる目の縁取りが印象的
- 体は丸っこくてコンパクト
- 体重:1.0~1.2㎏
第3位 ジャージーウーリー:美しいモフモフの被毛、お手入れのしやすさでも人気

【性格】
- とてもおとなしい
- 抱っこを嫌がらない
- スキンシップが得意
- 自己主張をあまりしないので気持ちが読み取りにくい
- 飼い主による観察が必要
【特徴】
- 手入れが楽なように品種改良された。
- 被毛の長さは約7㎝ほど
- 毛質のタイプはウール(羊毛のような)
- 耳のつけ根の飾り毛(ウールキャップ)が特徴の一つ
- オーバーコート(上毛)の方が多く、絡みにくい
- 毛色のバリエーションが豊富
- ネザーランドワーフの長毛種版
- 体は短くてコンパクト
- 体重:1.3~1.6㎏/li>
【毛色の種類】
- セルフ:ブラック(頭が少し濃い)、ブルー(グレーがかったブルー)など
- アグーチ:チェストナット、チンチラなど
- シェーデッド:ブルートートイズシェル、シールなど
- タンパターン:ブラックオター、セーブルマーチンなど
第4位 ミニレッキス:短い被毛はビロードの手触り、海外でもランキング上位

【性格】
- 頭の回転がはやい
- ゆったりした性格
- 人なつこい
【特徴】
- 毛質のタイプはレッキスファー(ビロードの手触り)
- 15mm程度の短い被毛
- 筋肉質でバランスが取れたスタイル
- 脚力が強い
- ソアホックに注意
- 体重:1.4~2.0㎏
【毛色の種類】
- ブラック
- リンクス
- チョコレート
- チンチラ
- オパール
- ブロークン(ぶち)レッドなど豊富
第5位 ライオンドワーフ(ライオンヘッド):ライオンを思わせる首のフワフワ感がチャーミング

【性格】
- 人なつこい
- やんちゃなところがある
- おとなしく臆病な子も
【特徴】
- ライオンのようなたてがみが特徴的
- ARBA(うさぎの品種を認定する団体)からは未認定
- 手足は短め
- 体重:1.5~2.0㎏
【毛色の種類】
- ホワイト
- ブラック
- オレンジなど多数あるが明確な分類はない
ウサギの品種名の意味は意外とシンプル?
ウサギの品種名は意外とシンプル。
今回登場したドワーフ(dwarf)は、小人や小さい動物という意味。
ウサギでは小型種を表します。
ネザーランドワーフなら、オランダの小型種という意味になりますね。
ドワーフホトの、ホトとはホト種を指し、発祥の地である街の名前から付けられたものなんです。
小型のホト種という意味になりますね。
ジャージーウーリーは、アメリカのニュージャージー州の地名と羊毛(wool)を表しています。
ライオンドワーフ(未認定なので厳密には品種名ではありません)は、まさに小型のライオンです。
あのライオンのようなたてがみから想像がつきますよね。
純血種のよさは体が丈夫で飼いやすいところ
遺伝的な欠陥を改良し、被毛の色や性質、性格なども考慮され、長い年月を経て定番となったものが純血種です。
純血種のウサギには、品種ごとに「標準(スタンダード)」があります。
それだけに体も丈夫で飼いやすい品種が多いと言われています。
ピーターラビットのモデルと言われてきた「ネザーランドワーフ」ですら、絵本が書かれた当時、まだ確立されていなかったといいます。
純血種は、やはり長い歴史を経てようやく確立していくものなんですね。
いかがでしたか?
あなたのウサギ選びの参考になりましたら幸いです。