多肉植物【種類】図鑑。エケベリアやクラッスラなど珍しい品種を紹介。

多肉植物は不思議でちょっと怪しい雰囲気。
でもよく見ると何とも可愛らしい魅力的な生き物です。
今回は、エケベリアやクラッスラ、ユーフォルビアなど、珍しい品種を図鑑形式で紹介しましょう。
多肉植物【種類】図鑑
多肉植物は、形も色もバラエティに富んで、同じ種類でもずいぶん印象が異なりますね。
そのため、なかなか選びきれない方が多いようです。
あなたの多肉植物選びの参考にしてみてくださいね。
まずは、本稿で登場する種類をまとめてみましょう。
- 規則的に重なるロゼットの葉をもつ:エケベリア・アガペ
- 上方に葉が重なっていく:クラッスラ
- サボテンでないのに棘を持つ:ユーフォルビア
エケベリア(ベンケイソウ科)
原生地は、アメリカ、中南米。
花が開くように規則的に重なったロゼットが美しい。
色も形もバリエーション豊富。
花の司
紅葉時には縁に赤が差す。
パーティードレス
葉のフリンジがパーティードレスの裾のよう。
チワワエンシス
ロゼットの葉先がピンクになる小型種。
ラウリンゼ
淡くブルーがかった白粉に覆われる肉厚のロゼット。
ボンビシナ
濃い産毛で覆われた様子が小動物を思わせる。
トッピシータビー
立体的な葉をもち、薄い白粉をまとう。
アガベ(リュウゼツラン科)
原生地は、アメリカ、メキシコ。
葉の先が棘のように尖る。
ロゼット状の葉を広げる。
吉祥天
葉のギザギザと茶色の棘が特徴。
乱れ雪
カールした棘が不思議な造形。
吹上
細く硬い葉が放射線状に広がる。
ナンバーワン
棘が錆びた金属を思わせる。
クラッスラ(クラッスラ科)
原生地は、南アフリカ、東アフリカ。
葉を規則的に十字に重ねる。
葉の形状は多彩。
神刀
葉が刀の形を思わせる。
紅葉祭り
紅葉時には真っ赤に色づく。
呂千絵
春には真ん中にリボンのような花をつける。
銀揃え
葉の表面に産毛をもち、木のように成長する。
十字星
花のようなピンク、グリーン、イエローの葉が上に伸びる。
宇宙の木(ゴーラム)
ラッパのような形の葉先。
キムナッキー(ブッダ・テンプル)
塔のように重なる葉形が印象的。
アイボリーパゴダ
葉の表面を白い産毛がビロードのように覆う。
レモータ
紅葉すると全体が紫色に変わる。
ユーフォルビア(トウダイクサ科)
原生地は、アフリカ、マダガスカル。
サボテンではないのに棘をもつ。
棘はあっても棘座(しざ;棘の生える土台)をもたないため、サボテン科には分類されません。
どれも個性的な形をしています。
鉄甲丸
パイナップルを思わせる形状が印象的。
紅彩閣
グリーンの体と赤い棘が絶妙にマッチ。
白樺キリン
艶めかしい白い体にピンク色の花をつける。
大正キリン
大正時代に日本に渡った種。
ホリダ
シルバーがかった体に赤い棘が少々いかつい。
フェロックス
薄いパープルのトゲが何とも上品。
いかがでしたか?
お気に入りの種類は見つかりましたか?
本稿があなたのボタニカルライフの参考になれば幸いです。