カメをペットにしたい!おすすめは飼いやすくて大きくならないこの8種類。

カメをペットにしたい!おすすめは飼いやすくて大きくならないこの8種類。

カメはハ虫類の中でも身近な存在ですね。

大きく「水棲ガメ」と「陸棲ガメ」に分けられ、そのルックスやサイズ、習性もさまざまです。

ペットとしての人気も高まり、愛好家も増えていますね。

今回は、ペットとして飼いやすく、あまり大きくならないものからおすすめの8種類をピックアップしてみましょう。


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カメをペットにしたい!

カメをペットにしたい!

カメはとても身近で愛嬌のある生き物ですね。

カメと言えば、池や川に棲み、陸にも上がる、日本でもおなじみの「ヌマガメ」の仲間をイメージするのではないでしょうか?

一方、日本の自然界には存在しない「リクガメ」も専門店で手に入るようになり、その魅力的なルックスに憧れる人が増えていますよ。

まずはカメを選ぶ前に、この稿に登場する種類をかんたんに紹介しておきましょう。

【カメの種類】

  • 水棲ヌマガメ(池や川に棲み陸にも上がる):クサガメ、ニホンイシガメ、キボシイシガメ、ノコヘリマルガメ
  • 陸棲ヌマガメ(森など湿った陸に棲み水にも入る):ミツユビハコガメ、マレーハコガメ
  • 温帯のリクガメ(温帯の陸地に棲む):ホルスフィールドリクガメ、ヘルマンリクガメ

カメの寿命はとても長く、水棲ガメは20~30年、陸棲ガメは50年以上生きる種類もいます。

とても長い付き合いになるカメです。

飼育を途中で投げ出すと、生き物が可哀そうなだけでなく、自然の生態系を乱すことにもなりかねません。

このため、体が大きくなったり、凶暴になったりして、飼い主が持て余す可能性のあるカメは今回は登場しません。

カメの基本的な習性を知っておこう

カメの基本的な習性を知っておこう

カメは、ハ虫類に分類されます。

自分で体温を調節することができない「変温動物(外気温動物)」です。

体温が外気温に左右される生き物ですね。

気温によって活動量やエサの量が変わってきます。

また寒い時期は冬眠(暑い時期は夏眠も)するのも特徴です。

カメのトレードマークともいうべき「甲羅干し(日光浴)」も体温調整が目的のひとつなんです。

朝起きたときや食事のあとなどに見られますよ。

このため温度管理は飼育する上で重要なポイント。

もともとの生息地の気温からあまり離れないようにすることが必要です。

また水棲か陸棲、もしくは半水棲かによって「泳ぎ」や「歩き」のレベルが変わってきます。

カメと言っても泳ぐの苦手で、歩くのが得意なカメもいるので飼育スペースの工夫が必要ですね。

さらに変わっているのが食性。

草食や肉食、どちらかの傾向が強い雑食など、さまざまです。

生餌が必要な種類もあり、健康状態を左右するのでしっかり把握しておきましょう。


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おすすめは飼いやすくて大きくならないこの8種類

おすすめは飼いやすくて大きくならないこの8種類

それでは、さまざまなカメの種類を紹介していきましょう。

比較的飼いやすいとされ、大きさも25cm以下のものをピックアップしましたよ。

カメ選びの参考にしてみてくださいね。

クサガメは子ガメのころはゼニガメと呼ばれる

クサガメ

【クサガメ】

  • 分類:ヌマガメ科(水棲) ※子ガメはゼニガメと呼ばれる(ニホンイシガメも)。
  • 分布:日本、朝鮮半島、中国、台湾。
  • 棲息:河川、湖沼、池など。主に水辺で過ごす。※外国産の帰化によって国内では減少傾向。
  • 甲長:15~20cm(日本産のメスは25cmぐらいまで)
  • 特徴:足の付け根に臭腺があることからクサガメと命名。甲羅の中心と左右にキール(線条の突起)がある。
  • 食性:雑食性(自然下:ザリガニ、魚類、甲殻類、昆虫、軟体動物、水草など)
  • エサ:配合飼料のほか、肉類、生餌も与えるとよい。
  • 飼育のポイント:水場をメインに陸場(1/4)を入れる。甲羅の高さの2~3倍の水深。臆病な性格だが、人に馴れる。

ニホンイシガメは日本にしか生息しない固有の種

ニホンイシガメ

【ニホンイシガメ】

  • 分類:ヌマガメ科(水棲) ※子ガメはゼニガメと呼ばれる。
  • 分布:日本のみに生息。
  • 棲息:関東より南の沼や河川、水田に棲む。※外国産の帰化により国内では減少傾向。
  • 甲長:オス:8~12cm  メス:15~21cm
  • 特徴:縁甲板後部がのこぎり様になっている。甲羅の中央にキールがある。尻尾の根元はオレンジ色。
  • 食性:雑食性(自然下では、植物や昆虫など)
  • エサ:配合飼料のほか、肉類、生餌も与えるとよい。
  • 飼育のポイント:水場をメインに陸場(1/4)を入れる。皮膚病になりやすいので水替えは小まめに。

キボシイシガメは別名イエロースポットタートル

キボシイシガメ

【キボシイシガメ】

  • 分類:ヌマガメ科(水棲) ※イエロースポットタートルとも呼ばれる。
  • 分布:アメリカ北東部、カナダ南東部。
  • 棲息:河川、湖沼、湿地帯に棲む。
  • 甲長:13cm
  • 特徴:背甲は隆起がなくなめらか。甲板に入る黄色の斑点が美しい(オレンジ、白も)。
  • 食性:雑食性(自然下では、昆虫やミミズ、ザリガニ、水草など)
  • エサ:配合飼料のほか、動物性のエサも与える。餌付けにはコオロギなどの昆虫がよい。
  • 飼育のポイント:陸棲が強いので陸場(1/3)を入れる。水質に敏感。カルキ抜きを行う。水替えは小まめに。

ノコヘリマルガメは半水棲で生息地も多様

ノコヘリマルガメ

【ノコヘリマルガメ】

  • 分類:ヌマガメ科(水棲) ※デンタータマルガメ、リーフタートルとも呼ばれる。
  • 分布:インドネシア、マレーシア、インドシナ
  • 棲息:半水棲(水場と陸場を行き来する)。高地の森林や平地、河川や沼などに棲む。
  • 甲長:24cm
  • 特徴:甲羅は平たく楕円形。中心にキールがある。
  • 食性:雑食性(自然下では、植物、果物、ミミズなど)
  • エサ:配合飼料をメインに与える。
  • 飼育のポイント:水深を浅くし、陸場も設置する。丈夫で人によく馴れる。

以上、4種類の「水棲ヌマガメ」は、池や川などに棲み、陸にも上がってくる種類です。

水場をメインに陸場(ホットスポットも設定)もつくってあげましょう。

水質にも気をつけ、カルキ抜きをしっかりしてから使いましょう。

「ろ過装置」もあれば万全ですね。

ミネラルウォーターはカメには向いていないので使用しません。

環境温度は24~28℃、ホットスポットは28~32℃で設定します。

ミツユビハコガメはカロリナハコガメの亜種

ミツユビハコガメ

【ミツユビハコガメ】

  • 分類:ヌマガメ科(陸棲) ※カロリナハコガメの亜種。
  • 分布:アメリカ中央部
  • 棲息:森林や草原など比較的湿った場所を好む。
  • 甲長:12~18cm
  • 特徴:後足の爪が3つであることから命名。甲羅は黄褐色からオリーブ色。頭部や前足に帯状や斑状の模様。
  • 食性:雑食性(自然下では、植物、昆虫、ミミズ、カタツムリなど)
  • エサ:配合飼料のほか、野菜、果物も与えるとよい。
  • 飼育のポイント:陸場をメインに水場(1/4)を入れる。比較的丈夫。

マレーハコガメはもっともメジャーなハコガメ

マレーハコガメ

【マレーハコガメ】

  • 分類:ヌマガメ科(陸棲)
  • 分布:マレーシア、フィリピン、インドネシア
  • 棲息:半水棲。陸でも水中でも餌を食べる。
  • 甲長:20~25cm
  • 特徴:頭部に黄色の帯状の模様が入る。アンボイナ、ジャワ、シャムの3亜種がある。
  • 食性:雑食性(自然下では、水草、昆虫)
  • エサ:配合飼料のほか、野菜、果物を与えるとよい。
  • 飼育のポイント:陸場をメインに水場(1/4)を入れる。比較的丈夫で飼いやすい。

以上、2種類の「陸棲ヌマガメ」は、半水棲です。

陸場(ホットスポットも設定)をメインに浅い水場もつくってあげましょう。

湿った場所を好むので、湿度の管理(湿度60~80%)も必要です。

冬場は特に加湿が必要になります。

環境温度は昼は25℃、夜は最低でも20℃を保ちます。

ホットスポットは30~32℃で設定します。

ホルスフィールドリクガメの生息地はとても多様

ホルスフィールドリクガメ

【ホルスフィールドリクガメ】

  • 分類:リクガメ科(陸棲) ※ヨツユビリクガメ、ロシアリクガメとも呼ばれる。
  • 分布:イラン、パキスタン、アフガニスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、中国など
  • 棲息:砂漠地帯やステップ地域、高地など多様。関東以南では屋外で飼育して冬眠させることも。
  • 甲長:14~20cm
  • 特徴:自然下では、冬眠、夏眠するので自然下での活動期間は春と秋の3ヶ月ずつほど。
  • 食性:草食性
  • エサ:脱水予防に水分補給は十分に行う。水分の多い葉物の野菜を与えるとよい。
  • 飼育のポイントケージ内は乾燥(湿度30~50%)させる。土を深く掘る習性があるので屋外では脱走することも。

ヘルマンリクガメは散歩すると野草を食べる

ヘルマンリクガメ

【ヘルマンリクガメ】

  • 分類:リクガメ科(陸棲) ※ヒガシヘルマンとニシヘルマンの2亜種がいる。
  • 分布:南フランス、イタリア、ブルガリア、ギリシャ、トルコなど
  • 棲息:自然界では低木の湿地帯、草地や森林などに棲む。
  • 甲長:15~20cm
  • 特徴:臀甲板が2枚あり、大きいことが特徴。尻尾は爪様になる。ヒガシヘルマンの方が低温に強い。
  • 食性:草食性が強い雑食性。自然下ではミミズなども。
  • エサ:野草や野菜を中心に生餌(ミミズ、昆虫)も与える。
  • 飼育のポイントケージ内は保湿(湿度50~60%)する。生息地に四季があるため冬眠もする。

以上、2種類は「温帯リクガメ」です。

環境温度は、昼は25℃、夜は22℃が目安です。

ホットスポットは30~35℃で設定します。

いかがでしたか?

お気に入りのカメは見つかりましたか?

同じカメでも形や大きさはさまざまです。

また棲息地によって習性や飼い方も変わってきますね。

今回登場したのは数多いカメの種類でもほんのごく一部。

さまざまなカメの種類をまた異なったテーマで紹介していきますね。


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